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中学生の頃に激しく感動した映画やマンガというのは、
大人になっても変わらず自分の「名作」であり続けるらしい。
ぼくにもそういう作品がいくつかある。
そのひとつが、
トム・ハンクス主演の映画『ロード・トゥ・パーディション』。
マフィアである父と子の絆を描いた
(・・・と言うと超陳腐な感じですが)良作です。
初めて見たのは映画館。
暗闇の中、エンドクレジットを眺めながら涙し、
「これが映画を見る楽しみか・・・っ!」
とひとりで勝手に納得し、
それから狂ったようにビデオを借りたり
映画館に足を運んだり、深夜映画を録画したり、
いろんな手段を使っては映画を見まくる日々を送ることになった。
たぶん1日3本は欠かさず見てたと思う、2年ぐらいの間。
(ってことは単純計算で730本?意外と少ないな。。。)
要するに、ぼくが映画が好きになるきっかけが、
この『ロード・トゥ・パーディション』だったというわけだ。
この映画、どうしても贔屓目に見てしまうところはあるんだけど、
やっぱり役者もいいし、ストーリーもいいし、映像もいい。
ただ、何より惹きつけられるのは音楽の良さだ。
トーマス・ニューマンによる、しっとりとしたリリックな、
だけど西洋音楽の手法にきちんと則った安定感のあるサウンド。
特に素晴らしいのがエンドクレジットで流れるこの音楽。
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ちなみにトーマス・ニューマンは
この他にも多くの作品の音楽を担当してます。
特にヒューマン・ドラマ系の作品には
心に残るフレーズを残してる。
たとえば:
ショーシャンクの空に The Shawshank Redemption (1994)
ジョー・ブラックをよろしく Meet Joe Black (1998)
グリーンマイル The Green Mile (1999)
ペイ・フォワード 可能の王国 Pay It Forward (2000)
ロード・トゥ・パーディション Road to Perdition (2002)
ファインディング・ニモ Finding Nemo (2003)
ウォーリー WALL・E (2008)
トーマス・ニューマンが音楽やってる映画を
片っ端から見ていくということも
いずれやってみたいですね。
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