フランス語みたいな映画だ
と葉月はおもった
外国語の授業を受けていた教室のにおい
隣の席だった男の子と一度
学食でごはんを食べた
「今度いっしょに遊ぼうよ」と彼
「うん、また今度ね」
どっちともとれる曖昧な返事だ
ずるいな
と葉月はおもった
何もしなくても
眠ってるうちに 喋ってるうちに
トマトみたいにつぶれてしまう
フランス語みたいな映画
窓の隙間から
わたあめになる前の
ザラザラの砂糖
積乱雲の都市(まち)
■文芸同人誌の表紙 文芸同人誌の表紙のデザインというのは、 どれもこれもおそろしく似通ってる。 ↑こういう感じ。 ■文芸同人誌の表紙の源流 けど、そもそも、こういうデザインって、 誰が始めたんだ? と思って調べてみると、 文芸春秋 白樺 なるほど。 ここらへんっぽいな。 こういう「近代文学の黄金期」みたいなのを、 自分も追体験してみたい! っていう欲望というか、 そういう純朴なイデオロギーが、 同人文芸の表紙デザインには隠されてる気がする。 ■文芸誌の表紙の源流 けど、たぶんもしかしてひょっとすると、 この文芸誌の表紙デザインにも、 なんらかの元ネタがあるんじゃない? 調べましょう。 新フランス評論( La Nouvelle Revue Française ) ロシア思想( Русская мысль ) サザン・レヴュー( The Southern Review ) ふーん、なるほどなぁー。
自作の詩に音楽を付けてみたものです
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